二十四節気16節気は秋分です。季節は秋になります。
秋分のころは暑くもなく、寒くもなくとても過ごしやすい季節ですね。
9月は秋分の日、敬老の日と祝日も多くあり気候的にも過ごしやすいので行楽の秋でお休みの日にはウキウキしていたと思います。
秋分のころは台風が多い時期でもあります。
処暑 ➡ 白露 ➡ 秋分です。
秋分について調べてみました。
秋分とは
秋分とは太陽が北から南に向かって赤道を通過する「秋分点」に達した時刻を含む日を秋分の日。
太陽の黄経は百八十度で、この日の太陽はほぼ真東からのぼってほぼ真西に沈み、昼夜の長さはほぼ等しくなります。新暦だと九月二十三日ごろになります。
秋分のころはまだ夏の名残があるので春分のころよりも秋分の日のほうが気温が十度くらい高いようです。
秋分の日とは
なんで、秋分の日があるの?
秋分の日とは何をする日なの?思う方もおられることでしょう。
秋分の日は戦前は秋季皇霊祭と呼ばれていました。秋分にはご先祖様を敬い、故人をしのぶことで祝日になりました。
彼岸とは秋分(春分)の3日前を彼岸の入り、3日後を彼岸の明けといい、7日間を彼岸といいます。
彼岸とは仏教用語です。
煩悩に満ちた世界から解脱した悟りの世界 ➡ 亡くなったご先祖たちの霊が住む世界
お彼岸には祖先を供養するためにお墓参りをします。
秋分の七十二候では
雷が鳴り響かなくなる
虫が地中に掘った穴をふさぎ
田畑の水を干し始める
大気が安定し動物たちが冬ごもりの準備をし稲刈りを始めるころです。
秋分のころの食べ物は、おはぎとぼたもちの違いは?
彼岸のころになるとお供え物として御萩(おはぎ)をお供えしますが、秋分のころの食べ物はおはぎです。
よくおはぎとぼたもちは似てるけど何が違うの、と思いますが、おはぎとぼた餅は同じ食べ物です。
おはぎは彼岸のころに咲く萩の花が小豆の粒と形が似ていることからおはぎと呼ばれています。また、ぼた餅は牡丹の花よりつけられた名前です。
また、
・もち米がぼた餅、うるち米がおはぎ
・こしあんを使ったのがぼた餅、つぶあん、煮た小豆を使ったのがおはぎなど
呼び方や餡やおコメなどの材料、地方によって違いがあるようです。
秋分のころの食べ物
秋分のころは秋の味覚がいっぱいあります。
・松茸
・さんま
・里芋
さんまは秋の味覚の代表的な食べ物です。
さんまは、DHAも豊富で塩焼きするとおいしくいただけます。
秋分のころに咲く花、植物
秋分のころに咲く花はヒガンバナ、キンモクセイなど
ヒガンバナは秋になると田んぼや畑のあぜ道などに赤い花を咲かせています。とても赤色が美しいお花です。
ヒガンバナの花言葉は美しき思い出、あきらめ、情熱です。
ヒガンバナの花言葉は美しき思い出はお彼岸を連想させるようです。
秋分のころはオレンジの花をつけるキンモクセイの香りに秋を感じます。車で走っていてもキンモクセイの香りがするくらいです。
キンモクセイの花言葉は謙虚、気高い人です。
また、秋分のころのお手紙の挨拶文は秋分の候を使います。
以上、簡単に秋分について紹介しました。二十四節気秋分の次は寒露です。