二十四節気第15節気白露です。
二十四節気では、「立秋」とか「春分」とかはよく耳にしますが、「白露」という言葉は少しなじみがないかもしれませんね。
二十四節気では
立秋 ➡ 処暑 ➡ 白露となります。白露の季節は秋です。
白露とは、白露の意味は
白露は二十四節気第15節気です。
白露は処暑の十五日後で太陽の黄経が百六十五度に達した時刻を含むことで、新暦では九月八日ごろになります。
白露は処暑の十五日後、秋分の十五日前です。
白露のころになると朝晩がひんやりとしてきて暑さも落ち着いて秋が近づいてくるのを感じます。
白露の時期は草木に朝露が付くことで白露といわれています。朝早くから車に乗ることが多いのですが実際に白露の時期は車の窓に白い露がついていることもあります。
白露とは秋の露という意味があるようです。
白露の七十二候は
草木に降りた露が白く光(初候)
鶺鴒(せきれい)が鳴きはじめ(次候)
燕が南へ帰っていく(末候)
春に飛来してきた燕が帰るころです。燕が故郷に帰っていくようです。
白露の時期の食べ物は
白露の時期は味覚の秋、食欲の秋といわれるように、秋はおいしい食べ物がいっぱいあります。
スーパーマーケットなどの店先には、栗やいもなどの季節の旬の食材が並んでいます。
白露の時期の食べ物は秋の味覚の代表的な存在の「梨」「いも」「栗」なんかがメジャーな食べ物です。
この時期になると「いもほり」でにぎわいますし、「栗拾い」もあちらこちらで行われます。果樹園では「梨狩り」行われますし、白露は行楽の秋が満喫できる時期です。
お魚では「さんま」が秋の味覚ではご存知の通りです。
旬の時期のさんまは焼いてもとても美味しくいただけます。
白露の時期のお手紙は白露の候
お仕事でプライベートでお手紙を書くときの挨拶文は「白露の候」です。
最近はメールを使う人も多くいますがビジネスではやはり文書で送ることも多いのではないでしょうか。
この時期の挨拶文の書き出しの挨拶文は「白露の候」を使います。
「拝啓などの頭語、時候の挨拶として白露の候、いかがお過ごしでしょうかなどの相手に対しての気遣いの言葉」が良くある定型文です。
白露のころは夏の疲れも出やすい時期ですので、体調管理には気を付けることが大事です。