二十四節気第20節気は小雪です。
風情のある言葉、こゆきと書いて小雪です。小雪の読み方はしょうせつです。
霜降 ➡ 立冬 ➡ 小雪です。
小雪は、小さい雪と書きますが、冬はまだまだかなと思うかもしれませんが、冬はもうすぐそこまで来ています。
本格的な冬の前で、小さな雪がちらつく時期で師走も近づいてくるこの時期、忙しくなる時期です。
小雪の意味、小雪は何日?
寒さが進み木々の葉が落ちはじめ、各地で初雪が降りはじめるころです。
日本列島は南北に長いので一概にはいえませんが、北国ではもう初雪が降っている時期です。
小雪は太陽の黄経が二百四十度に達する時刻を含む日が小雪です。
小雪は立冬から15日目で新暦では11月22日ごろになります。
小雪のころは七十二候では
虹不見(にじかくれてみえず)虹がみられなくなるころ
朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)北風が木の葉を落とすころ
橘始黄(たちばなはじめてきばむ)橘の実が黄色に色づきはじめるころ
小雪のころの行事は勤労感謝の日、勤労感謝の日は新嘗祭という行事で秋の収穫を感謝する行事でした。
小雪のころの食べ物は
小雪の時期は気温が下がり温かいものが食べたくなる季節です。
鍋には白菜、春菊、長ネギ、水菜、鶏肉、豚肉、フグ、カニなど美味しい食べ物です。
小雪の頃の野菜
白菜
白菜の旬は11月から2月くらいです。ハクサイは霜が降りることで甘みが増します。鍋料理には欠かせない野菜の代表ですね。白菜はなべ物や漬物にするととてもおいしいですし低カロリーで栄養もあるのでヘルシーなお野菜です。白菜の甘みのある味わいが美味しいです。
みかん
11月から2月くらいがみかんの旬です。みかんにはビタミンCやクエン酸などの栄養成分がふくまれ風邪の予防、疲労回復などに良い果物です。
リンゴ
りんごは秋から冬にかけてがりんごの旬です。リンゴにはクエン酸、リンゴ酸などの有機酸、カリウム、ペクチンなど、リンゴの皮にはポリフェノールが含まれています。
小雪の頃の魚介類
カマス
「秋カマスは嫁に食わすな」ということわざがあるほど、秋のカマスは油がのって上品なあじわいです。
カニ
この時期のカニは身が引き締まって食べ応えがあります。鍋でいただくとき、プリプリした食感が良いです。
小雪の頃の草花は
小雪の頃の草花は、紅葉、シクラメン、山茶花、ポインセチアといろいろとあります。
小雪の頃には紅葉のシーズンで赤く色づいた紅葉は美しいですね。
二十四節気第20節気小雪についてカンタン書きました。
もうすぐ12月で師走で年の瀬の忙しい時期ですね。気温も寒くなってきます。体調管理には注意が必要です。
二十四節気小雪の次は大雪です。