二十四節気寒露とは、寒露の意味は、寒露はいつ!?食べ物は?
二十四節気17節気は寒露(かんろ)です。
白露 ➡ 秋分 ➡ 寒露です。
寒露のころの季節は、朝晩がめっきり冷え込むようになってきます。寒露のころの気候はとても過ごしやすい時期です。
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寒露という言葉自体はとても寒いイメージがありますが、寒露の季節は秋です。
寒露とはいつ、意味は?
二十四節気17節気の寒露とはいつ?
寒露は太陽の黄経が百九十五度の時刻を含む日を言います。秋分の15日後にあたり、新暦では10月9日頃になります。
寒露とは晩秋から初冬にかけての露のことを意味します。
寒露のころになるともう10月ですので、秋が深まり実りの秋で食べ物がおいしい季節でもあり、気候的に暑くもなく寒くもなくおしゃれを楽しめる季節です。
露が、冷気にあたって凍りそうになるような、秋の深まりを感じさせる時期です。
夜の野原に行けば、虫の声がまるで音楽を奏でるように鳴いています。
秋の澄んだ夜空を見上げ、虫の声で深まる秋を感じる次第です。
寒露の七十二候では
鴻雁来(こうがんきたる)鴻雁(こうがん)が飛来をはじめ
菊花開(きくのはなひらく)菊の花が咲き
蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)蟋蟀(キリギリス)が戸のあたりで鳴く
秋が深まり、夏鳥は南へ、ツグミやガンなどの冬鳥が飛来し、栗や柿が取れはじめます。
菊の花も咲き虫の声もうるさいほど鳴く季節です。
お手紙の挨拶文は寒露の候(かんろのこう)
寒露の時期の挨拶文は寒露の候を使います。露が冷気にあたって凍りそうになるような秋の深まりを感じさせる時期です。
寒露のころの食べ物は、寒露の旬の食べ物
寒露のころは味覚の秋です。
食欲の秋で寒露のころが旬を迎える食べ物はキノコ類、栗、サツマイモなどが代表的な寒露のころが旬の秋のおいしい食べ物です。
行楽の秋で、キノコ狩りやサツマイモの芋ほりが楽しめるのも寒露のころです。
キノコやサツマイモ、栗の炊き込みご飯もおいしいです。
寒露のころは新米が収穫されるころです。新米の旨味も堪能したいですね。
寒露のころのお魚はさんまが旬といえます。さんまは秋には脂がのっていてとてもおいしい時期です。
寒露のころは、おいしい食べ物がありおしゃれを楽しむことができる季節ですが、朝晩の温度差が大きいので体調管理が大切です。