梅雨の終わり咲く半夏生はどんな花?半夏生の葉っぱが白くなるのはなぜ、理由は?
季節の雑節のひとつ、半夏生(はんげしょう)。
半夏生には大雨が降るとの言い伝えがあり、農家にとっては夏至から半夏生の間に田植えを終わらせる農作業の目安として半夏生の日は大事な日と言われいます。
半夏生の日は、香川県ではうどんを食べる、福井県ではサバを食べる、関西地方の一部ではタコを食べるなどの風習があります。
梅雨の終わりの半夏生のころには植物の半夏生の花が咲く頃で、半夏生は夏の季語です。
梅雨の終わりに咲く半夏生とはどんな花
半夏生は見た目ドクダミに似たような植物です。
半夏生は、ドクダミ科ハンゲショウ属で、日本、朝鮮半島、中国、フィリピンなどでみられる植物です。別名はカタシログサ、半化粧、片白草、半夏生の花穂が咲く時期は6月から8月くらいです。花穂の下の葉っぱが半分白くなり半夏生は湿地や水辺で見られます。
半夏生の名前の由来は、花言葉は
・暦の半夏生のころに花を咲かせるから半夏生
・葉っぱが半分白くなるから半化粧 という説があります。
半夏生の花言葉は内に秘めた情熱、内気
半夏生はなぜ白くなる、白くなる理由は
半夏生の葉っぱがなんで白くなるのか、不思議です。半夏生の葉っぱは一部が漂白されたように白くなります。
葉っぱ白くなる原因は葉緑素を作らないのが理由と言われています。
葉緑素が無ければ緑色にはならないはずです。
葉緑素を作らないと何が起こるのか?、葉っぱが白くなることで半夏生に何か、メリットはなにがあるの?とか思います。
半夏生は虫媒花、葉っぱを白くすることで虫をおびき寄せているようです。虫をおびき寄せて受粉させるのが目的と言われています。
半夏生のころに咲く植物、半夏生。
半夏生の鑑賞できる植物園、自生している公園、寺社などが日本各地に半夏生の名所がありますので、涼し気な半夏生の姿を鑑賞して楽しみたいですね。