たきびの童謡に「さざんか さざんか さいたみち」とたきびの童謡にも登場する山茶花(さざんか)は、生垣で利用されてたりして日本ではおなじみでよく見かける常緑の花木です。
さざんかと似たような花木につばきがありますが、山茶花と椿の花は似ていて、椿は山茶花の仲間です。
山茶花はツバキ科ツバキ属で日本が原産地です。
(山茶花)
山茶花は椿の仲間と言えるツバキ科の花木です。
山茶花は変種、交配により多くの種類の品種が生まれていています。
山茶花とよく似ている花木と言われる椿ですが、山茶花と椿の違いはどのように違うのでしょうか?
山茶花の季節、季語は?
目次
山茶花は晩秋から咲く花木で初冬の季節、季語は冬の季語とされます。
山茶花は縁起は?
山茶花と椿はよく比較されますが、山茶花は縁起が良い、悪い?
椿と山茶花の違いでよく言われるのが花の散り方です。椿は花全体がぼとっと落ちるのが特徴ですが、山茶花は花びら単位で落ちます。
山茶花は花びら単位で落ちることから、特に縁起が悪いとは言われません。
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椿は縁起は?
椿は縁起が悪いと言われるには諸説あるようです。
椿は、花の落ちる姿が首が落ちるを連想させることから、不吉で縁起が悪いと言われ嫌がる人もいます。また、植木屋さんが山茶花を売るために、椿の花がぼとっと落ちるので縁起が悪いと広めたとの説もあります。
それ以前には、椿は縁起がいいお花と言われてきました。
松竹梅は縁起が良い言葉で知られていますが、松竹梅の前には梅の代わりに椿が使われ、松竹椿という言葉が使われたとも言われます。
生垣にも使われている人気がある山茶花、椿、縁起が悪いとは言えないと思います。
(つばき)
山茶花と椿の違いは
山茶花と椿は同じ仲間と言えるツバキ科の植物。さざんかはひめつばきと言われるほど椿と似ている花です。
しっとりとした質感で花の形がととのった椿、軽やかで清楚な山茶花、とても似ている山茶花と椿ですが、花の開花時期、花の散り方、葉のつや、厚み、木の成長する高さ、などに違いがあります。
山茶花と椿の開花時期
初冬の頃に美しい花を咲かせる山茶花(さざんか)は10月から2月に白い花が咲く時期、晩秋の花、秋から冬に咲かせます。椿は早春から春に花を咲かせます。
山茶花と椿の花の散り方
山茶花と椿の違いで分かりやすいのが花の散り方です。山茶花は花びらが一つ一つパラパラと散りますが、椿の花の散り方はそのままぽっと落ちるように散ります。
山茶花と椿の葉のつや、厚みの違い
椿の葉はつやがあって厚みがあります。椿の葉っぱは大きくて山茶花の倍近くあります。
木の成長する高さ
山茶花の樹高は5mから12mにもなります。椿は高さが18mくらいのもなります。
山茶花は枝に褐色の毛がありますが、ないのが椿ということでも違いがあります。
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山茶花の花言葉は怖いとは?
山茶花の花言葉と検索すると怖いとあります。
山茶花の花言葉は全然怖い花言葉はありません。
山茶花の花言葉は、困難に打ち勝つ、ひたむきさ、愛嬌などがあります。
寒い時期の初冬から花が咲く山茶花は寒さに立ち向かっていることを連想させる花言葉です。
山茶花(さざんか)について調べてみました。