お刺身に添えてつまにも使われる大葉ですが、大葉としそとはどこが違うのでしょうか。
スーパーでよく見る大葉、しそ、えごま、同じようにみえる緑色の葉っぱですが、しそ、大葉はさしみのつまなどで馴染みがありますが、えごまはどこが違うのでしょうか?
紫蘇(しそ)、大葉、えごまについても紹介します。
大葉と青じその違いはどう違う?
スーパーなどの野菜売り場でよく見る大葉と青じそ、大葉としそは何が違うと思ったりもします。
大葉と青じそは同じ植物で違いはありません。青しそは植物名で大葉は商品名で大葉と青じそは同じものです。大葉は青じその別名です。
大葉はしその種類のひとつで、おおきいしわのないしその葉です。
青じそと大葉と両方書いてあることがありますので、勘違いしそうですね。
大葉の名前の由来はしその生産者が生育しきった青じその葉っぱを大葉と呼んだことから大葉と言われるようになったようです。
しそには赤しそ、青じそ、穂じそとありますが、商品名を区別するために、生育した青じその葉を大葉と呼ぶようになったと言われています。
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しその旬と種類
しそは古くから日本でも自生していますが、しそはシソ科シソ属の植物でヒマラヤ、ビルマ、中国が原産で中国から日本に伝わったとされています。
しそはビタミンやミネラル、βカロテンなど栄養のある植物です。
しその種類
しそはしそはシソ科シソ属の植物です。刺身の薬味などに利用される青じそ、梅干しの色付けに利用される赤しそ、しその穂を切り取った穂じそ、発芽したての芽の芽じそ、しその実があります。
一つの植物でいろんな過程が楽しめる野菜なんですね。
青じそ・大葉
青じそは緑色の葉で、爽やかさのある香りが楽しめる香味野菜です。刺身のつまやてんぷら、薬味などにも利用されます。
赤しそ
赤しそは葉の色が赤紫色しています。梅干しの赤くなるのは赤しそに含まれるアントシアニンの色素のシアニジンが梅のクエン酸と反応して赤くなります。
赤しそは梅干し、ジュースなどにも利用されます。
しその葉には縮んだ葉の縮緬、葉が平らな平葉の種類に分かれます。
穂じそ
穂じそはしその花で、花の花穂で花が終わったのちの実が熟す前のものを穂先5センチほど切り取ったもの。しその花は軸に沿って小さな花がたくさんついています。
刺身のつまとして添えられた時など、穂じそのほのかな香りはとてもいい匂いです。
しその花言葉は力が蘇る、善良な家風
芽じそ
発芽したてのしその芽が芽じそ。芽じそはお刺身や冷奴などの薬味などにも利用されます。
しその実
しその花が咲き、花穂(かすい)が成熟したものがしその実。
スーパーなどで売っているのはあまり見かけることもなく、しその実はしその葉と比べるとあまり知られていないようです。
しその実のプチプチとしたアクセントのある食感が楽しめ、塩漬けや醤油漬けなどにも利用されます。
青じそ、赤しそ、しその旬の時期は夏
青じそ、赤しそ、しその旬は
青じそは一年中見かけますが、しその旬の時期は夏です。
しその旬の時期は夏で、青じその旬は6月から9月、赤しその旬は6月から7月が旬の時期です。
赤しそがスーパーや八百屋で売られている時期は6月から7月の旬の時期です。赤しその旬の時期は梅干しに合わせているかように、梅干しを漬ける時期ピッタリですね。
しその実の収穫時期
しその実の収穫時期は9月中旬過ぎから下旬までと短い期間です。
大葉とえごまの違いは
えごまとはどんな植物
えごまはシソ科の植物で、原産地は、インド、中国、東南アジアが原産地と言われています。
えごまという名前からゴマを連想してしまいそうですが、ゴマとは全く別の植物です。
えごま油には、オメガ3が含まれて健康に良いと言われるえごま、食用、油を採取のために栽培されています。
えごまは繊維が固くて特有の強い匂いがあり、しそと見た目は似ていますが、味はしそとはあまり似ていません。
しそは和食で薬味で使われることが多いのですが、えごまは韓国料理に使われることが多いです。
えごまの葉については好きな人、嫌いな人に分かれるようです。
えごまの葉を初めて食べた時は抵抗を感じるようですが、食べていると次第にすきになる人もいるようです。
えごまには「じゅうねん」との別名があり、えごまを食べると10年長生きができると言われています。
しその葉大葉とえごまの葉の違いは
えごまの葉と青じその大葉の葉は見分けがつきにくいほどそっくりで、見分けがつかないくらいよく似ていますが、よーく見ると若干違いがみられます。
えごまの葉はしその葉よりも葉の周りの輪郭が丸みを帯びています。
しその葉(大葉)とえごまの葉
しその葉 大葉 | えごまの葉 |
えごまの葉は大葉ととてもよく似ています。
大葉は葉っぱのまわりがギザギザしていますが、えごまの葉は大葉と比べるとギザギザの大きさが丸みになっています。
えごまの旬
スーパーなどでは一年中売っているえごまの葉ですが、えごまの葉の収穫時期は6月下旬から8月の夏の時期が旬です。
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えごまはしその代わりになる?えごまの食べ方は?
えごまは繊維が固くて特有の強い香りがあり、しそと見た目は似ていますが、味はしそとはあまり似てはいません。
えごまの葉は強い香りと食感が固いので、えごまの葉はしその葉と似ていますが、食べる食感、風味は大葉の代わりにはなりません。
えごまは韓国料理ではよく使われるです。
えごまの葉はサンチュのように焼肉を包んで食べたり、チヂミや醬油漬けやキムチにしてたべることもあります。
えごまは味の濃いものと一緒に食べると食べやすいです。
しそ、大葉、えごまについて調べてみました。