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季節の言葉

二十四節気小寒とはいつ、読み方、意味は?小寒と大寒、食べ物は?

投稿日:2018年11月3日 更新日:



二十四節気第23節気は小寒で(しょうかん)と読みます。

寒さが厳しくなってきたと感じる季節です。

大雪 ➡ 冬至 ➡ 小寒です。

小寒とはいつ、小寒の意味は?

小寒は冬至から15日後になります。太陽の黄経が二百八十五度に達する時刻を含む日のことです。

新暦では1月5、6日ごろになります。寒の入りを迎え、本格的な冬の時期でいっそう寒さが身にしみる時期です。また、寒中見舞いを出し始める時期です。

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大寒と小寒

24節気では、大寒、小寒とありますが、小寒に入る日を寒の入りといい、24節気の小寒、大寒は寒、寒中と呼ばれます。寒中に出すのが寒中見舞いです。

小寒の日から大寒(だいかん)と節分(せつぶん)を過ぎ、寒が明けるまでの三十日間を「寒の内(かんのうち)」といいます。日脚はだんだん伸びてきていますが、寒の内が1年で最も寒い時期です。

また、暖冬になる年は寒が明けた二月に寒くなることがよくあります。

お手紙では寒のうちの時期、このころより寒中見舞いの時期です。

寒の時期は体の芯から冷えるようでとても寒い時期ですね。

早く春になってほしいと思いますが、寒に入ってからの1か月は一番寒い時期といわれています。

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寒四郎(かんしろう)、寒九(かんく)、寒試し(かんだめし)とは

小寒に入って4日目を寒四郎(かんしろう)、9日目を寒九(かんく)と呼ばれています。

寒四郎は、寒の入りの4日目でこの日に晴れればこの年は豊作になるようです。

寒九は、寒の入り九日目で寒四郎とは逆で、この日に雨が降ればこの年は豊作になるといわれます。

寒試しとは、旧暦の小寒から大寒までの天候から立春以降の天候を予測することを寒試しといいます。

小寒の七十二候は

芹乃栄 せりすなわちさかう 芹(セリ)が良く育ち

水泉動 しみずあたたかをふくむ 地中で凍った泉が動きはじめ

雉始雊 きじはじめてなく 雄の雉(きじ)が鳴きはじめる

芹が良く育ち、地中の泉が動きはじめ、雉が鳴きはじめる。

次第に季節は春に向かっているようで、動植物たちが目覚めて活動を始め、冬の時期の凍り付いた大地にも、少しずつ春の兆しを感じる季節です。

小寒の食べ物

小寒の旬の野菜

カブ

カブは通年見かけますが、寒い時期は甘みも増して美味しい時期です。ジアスターゼやアミラーゼという消化酵素が胃もたれなどに効果があると言われます。

セリ
セリはビタミンCやミネラル、βカロテン、食物繊維など含むお野菜です。

その他に、リンゴ、ミカン、サツマイモ、大根などがあります。

寒い時期に昔から食べられてるふろふき大根などは冬の季語になっています。

春の七草の名前や意味、由来は、七草粥とは!?

小寒が旬の魚介類

タラ

冬のタラは鍋にも使われる冬が旬のお魚です。
タラには、良質なタンパク質、カリウム、カルシウム、リンなどミネラルをバランスよく含むお魚です。脂質が少なく低カロリー、低コレステロールです。

アンコウ

ぶよぶよして見た目がちょっと気になるお魚ですが、美味しいお魚です。寒い季節のあんこう鍋はとても美味しいです。アンコウは冬が旬で歯以外はすべて食用になるありがたいお魚です。

以上、小寒について調べてみました。

小寒は、寒の入りで一年で一番寒い時期です。体の芯から寒いと思う時期です。正月明けでもあり、かぜやインフルエンザなどに体調管理にも気を付けたいですね。

二十四節気第24節気は大寒です。

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