二十四節気第8節気は、小満(しょうまん)になります。
穀雨 ➡ 立夏 ➡ 小満
二十四節気で、立春とか立秋とかは有名ですが、小満は、立春などと比べるとあまり聞くことはないようです。
日常会話で「今日は小満ですね」とはあまり聞いたことはありません。
では、二十四節気第8節気にあたる小満について調べてみました。
小満はとは、小満の時期は?
小満は二十四節気第8節気です。
小満は、漢字を見てみても季節の言葉が入っていませんので想像しずらいかもしれませんが立夏の次の節気になります。
小満は、太陽の黄経が六十度になった時刻を含む日が小満です。
新暦では5月21ごろになります。
小満は万物がしだいに長じて満ちるというような意味です。
カイコ、紅花、麦など気候的に良くなってきて、虫や植物などが活発になるような時期です。
草木を含むあらゆるものが成長して生命力があふれるような意味が含まれているのが小満です。
今の日本では、カイコ、麦などを見かけるような風景はそれほど無いように思います。
小満のころ、秋にまいた麦の穂がつくころです。
二十四節気は、もともとは中国から伝わったものです。
中国では、小麦を盛んに栽培されていますので小麦が満ちてくるという意味が小満の意味のようです。
梅雨がだんだんと近づいてくる時期であり、小満のころは梅雨入りの準備をする頃です。
南北に長い日本列島では、小満のころは地方ではさまざまです。
北日本地方では、藤の花が咲き始めたり、南では走り梅雨であったり、
沖縄では早くも梅雨入りが早く入梅しています。沖縄では梅雨のことを「小満芒種」(スーマンボースー)というようです。
これから迎える梅雨対策や衣替えする時期でもあります。
小満の時期の食べ物は
小満のころの旬の食べ物は
野菜類では、さやえんどう、枇杷、麦、アスパラガス
魚貝類は、きす、かつお などが小満の旬の食べ物です。
二十四節気第8節気の小満は
新暦では五月二十一日ごろになります。
この時期の気候は暖かく陽気になり、草木の生長著しい時期といえます。