伝統的な縁起物として人気の置物ダルマ、
ダルマの由来、意味は?赤い色、形は丸い形をしているのはなぜについては、
ダルマはなぜ赤い色で丸い形をしているのかについては、ダルマのモデルは達磨大師が座禅を組み続けたことが原型になっていると言われます。赤い理由は赤い法衣、魔よけなどの諸説あるようです。
最近ではいろんな色のダルマも登場していますが、意味はあるのでしょうか
ダルマの色は赤い色、形は丸い形をしているが?ダルマの由来、意味は?について調べてみました。
ダルマの由来は?意味は?
お商売や合格祈願などで、ダルマの右目に墨で目を入れます。そんな縁起物のダルマですが、ダルマは赤い色をしています。
だるまが赤い色をしているのは宗教が関係しているようです。宗教においては修行はつきものです。
世界にはいろんな修業がありますが、とても厳しい修業とはどんな修行なのでしょうか。
修行の中で世界で特に厳しいといわれる修行は、
インドのヨガ
日蓮宗の大荒行
天台宗の千日回峰行
これらの3つの修業は、世界3大荒行といわれているとても厳しい修行と言われます。
だるまが赤いのは「天台宗の千日回峰行」が関係しています。
天台宗の千日回峰行は大変厳しい修行です。天台宗の千日回峰行は、険しい山道を1日に48キロ、118か所のほこらなどでお経を唱えながら回る苦行のようです。
一般的に、険しい山道を48キロを一日歩くだけでも大変なのに、千日回峰行は午前0時過ぎに出発して、夕方くらいまで歩くというまさに厳しい苦行です。
この苦行を、年間で約120日連続で行い、9年かけてやり遂げる大変な大荒行です。
禅宗の開祖である達磨大師は、伝説的な修行を成し遂げた人物と言われています。
ダルマのモデルは達磨大師は壁に向かって9年間も座禅を組み続けたことで、手足が腐ってしまったと言われています。
日本でも聞いたことがある禅宗ですが、禅宗が日本に伝わったのは鎌倉時代で、そのころから禅宗のお寺には手足のない人をかたどったものが置かれるようになったといわれています。
ダルマは赤色の意味、由来は?
ダルマはなぜ赤い色をしているのについては、諸説あるようです。
仏教の世界では位の高いお坊さんは赤い法衣をまとっています。そこからダルマが赤くなったと言われています。
江戸時代になると、ダルマの原型である「手足のない人をかたどったもの」が赤く染められるようになりました。
赤い理由については、赤い法衣、魔よけなどの諸説あるようです。
・禅宗では最高位の大僧正は赤い法衣をまとうことより、達磨大師をモチーフにしたダルマも赤く塗られているという説。
・赤は太陽や火を表す色です。赤は病や災いを防ぐ魔よけの効果があると考えられていました。江戸時代に天然痘がはやったこともあり、赤色で病を防ぐという意味からダルマの色は赤くなったという説。
色違いカラフルなダルマのご利益はあるの?
ダルマは赤い色をしているのが主流のようですが、最近はカラフルなダルマも見られるようになりました。
ダルマの色によってはご利益も違うようです。
ダルマの色でご利益が違うようです。インテリアとして自分の願い事にあうダルマを選んでみるのもいいかもしれませんね。
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