日本には昔からいろんな風習がありますが、日本古来の風習の意味や由来で、なぜと思うことも。
お正月の風習では、門松、お年玉、お雑煮などの風習がありますが、鏡餅をお供えすることもお正月の風習です。
正月の風習の鏡餅ですが、鏡餅、鏡開きは日本古来の伝統のひとつです。
鏡餅はなぜ、お正月にお餅をかざるのか、鏡餅はなぜみかんをのせるのか、など疑問です。
鏡餅はいつから始まったのか、意味などについて調べてみました。
鏡餅の起源歴史、意味、理由、由来は
鏡餅にはどんな意味がある、理由は
年末に丸い形をしたお餅をお供えして鏡餅を飾りますが鏡餅を飾るのは意味があります。
鏡餅をお供えする意味は無病息災を祈願するために新しい年に来る歳神様(年神様)をお迎え、もてなすお供え物を意味します。鏡餅は人と神様をつなぐものであり、新しい年を迎える年に災いなく健康に暮らせますように歳神様にお供えする食べ物です。
古来から、鏡には神様が宿ると言われていたようです。鏡餅の形が丸いのは大昔の銅鏡の形に似ています。鏡餅のまるい形は家庭円満、重ねた形には1年をめでたく重ねるの意味もあるようです。
鏡餅の名前の意味は
また、鏡餅の名前は鑑みるに由来しているようで、鑑みるは過去を振り返ってみる、自分を見つめなおすという意味があるようです。
鏡餅を食べることは、神様からのご利益を受けることができると言われるありがたいお餅です。鏡餅を飾る場所は床の間、神棚、リビングなど自宅で大切な所に飾りましょう。
鏡餅の歴史、由来、いわれは、いつからいつまで飾る?
鏡餅は大変歴史があり、古来から行われていた行事です。
鏡餅は1000年前の平安時代に源氏物語で「歯固めの祝ひして、鏡餅をさへ取り寄せて」と書かれています。平安時代には鏡餅の風習はあったようです。
鏡餅はいつ飾る、ベストな日と飾ってはいけない日は
鏡餅はいつ飾るものなんでしょうか?鏡餅を飾る日はきまっているのでしょうか?
鏡餅を飾る日は26日から28日が良いです。28日に鏡餅を飾るのが一番良いでしょう。29日は苦をイメージしますし、31日は一夜飾りで縁起が良くないと言われています。
一般の家庭では28日か30日が良いようですが、30日は旧暦で大晦日だったので避ける方もおいでになるようです。
鏡餅は神様へのお供え物なので、仏滅や三隣亡は縁起が悪いので避けたほうが良いようです。28日の8は末広がりで良い数字とされています。鏡餅は縁起物なのですので、29日は苦をイメージしますので避けたほうが良いでしょう。
鏡餅はいつまで飾る、いつ食べるの?鏡開きする意味、起源、いわれは?
鏡開きはお正月に神様にお供えしていた鏡餅を食べやすい大きさに開き、お雑煮やおしるこなどにして食べる風習です。
鏡餅は1月7日を過ぎると鏡餅をさげて飾りを取り除く家庭も多いようですが、鏡開きは本来は11日まで飾っておいて、飾りを取り除くと同時に鏡餅を食べるのが慣例です。
関西など松の内を15日とする一部地域では15日に鏡開きを行うことがあるようです。
鏡開きの歴史、いわれは?なぜ11日?
鏡開きはもともとは武家から始まった行事です。鏡餅を刃物で切るのは切腹を連想するため禁物でした。そこで手か木づちなどで割るの言うのも良くないので末広がりを意味する開くで鏡開きとなったと言われています。。
鏡開きはもともと20日に行われていたようです。武家では甲冑(かっちゅう)などの具足にお供えした具足餅をお雑煮にして食べて具足開きとして、婦人は鏡台にお供えした鏡餅を初顔としてお祝いしたとされています。徳川三代将軍家光が正月20日に亡くなったため、その後は鏡開きは11日に行われるのが慣例になったとされています。
鏡開きは朝に食べるの?夜に食べるの?何時食べるのが良いの?
鏡開きは11日に行われるのが慣例ですが、鏡餅はいつ食べるのが良いのでしょうか?鏡餅を食べる決まりはあるのでしょうか?
お供えしたお餅をありがたくいただくことですが、特に決まりはないようです。鏡開きした鏡餅はお雑煮、おしるこ、かき餅など料理して、朝、昼、晩のいつ食べても良いでしょう。
鏡餅の意味、理由、歴史、由来は
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鏡開きの歴史、いわれは?なぜ11日?
鏡開きは朝に食べるの?夜に食べるの?何時食べるのが良いの?
鏡餅は歳神様のお供え物です。鏡開きで美味しいお餅をいただきたいですね。