繁殖力が破壊的で、地植えにしてはいけないというスペアミントですが、庭に作ったミニハーブ花壇にどうしても植えたくて、地植えにしました。 ただし、ミントの苗を鉢のまま地面に植えるという方法にしました。
ミントは庭に植えてはいけない?
秋も深まりミントも枯れてきたので、その鉢を掘り起こしてみたら、驚く姿になっていました。
ミントを鉢ごと地植えにした ミントの繁殖力は破壊的だと言われています。
こぼれ種から増えるパターン、地下茎を横へ横へと伸ばし増殖するパターン、伸びた茎が地面に倒れるとそこから根を出すパターン…と、あっという間に広がり、他の植物をも駆逐する勢いだとか。
庭のひと区画に作った花壇をミニハーブ園と称し、レモンバームやイタリアンパセリ、ローマンカモミールなどを植えたとなれば、やっぱりハーブの代表、ミントも植えたくなるではないですか。
今年はスペアミントの苗を買ってきて、植えました。
家のポタジェガーデンがミントに駆逐されたら泣くに泣けないので、スペアミントは狭い塀の中に閉じこもっていただきましょう。
プラスチックの鉢ごと地植えにしました。 これで地下茎が横へ広がることもないであろう。
こんな狭い環境でも、スペアミントは夏が来るころにはわっさわさと葉っぱを広げ、破壊王という称号を確固たるものにしました。
ミントの地下茎の恐ろしさ そんなミントも自然の力にはかなわず、秋になると葉っぱが徐々に枯れてきました。
破壊王の面影もすっかり色あせてしまったので、スペアミントを強制撤退することにしました。
鉢ごと地面から掘り起こしてみると!?
鉢の下から無数にも根っこが出ているではないですか。
鉢底のわずかな隙間から、土を求めて根っこを伸ばすスペアミント。
こんな状態でも、夏の間ワサワサに葉っぱを繁らせていたド根性は認めてあげよう。 でも、鉢のおかげで地下茎が横へ繁殖するのは防げました。
鉢からミントを抜いてみてびっくり仰天! えっ? 土がほとんどない? 茎より太いミントの根っこが、キモチワルイほどすし詰め状態!! 根っこを伸ばしてみたら、地上に伸びている茎の3倍以上もの長さがありました。
ミントテロって呼ばれるわけだ。
幸い、スペアミントの花は見ることがなかったので、種はこぼれていないと思うけれど、やっぱりミントは地植えにすると恐ろしいほどの勢いで増殖するというのがよくわかりました。
ミントは植えるなら鉢植えで でも、お庭にミントがあるとなんだかオシャレな雰囲気なんですよね。
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ミントティーにして飲んだり、ミント氷を作ったり、入浴剤としてミント風呂など、なんだかんだでいろいろ楽しめました。
来年は、アップルミントやペパーミントなど他のミントも育ててみたいです。
鉢ごと地面に植えるという方法でハーブガーデンで地植えしてみてもいいかもしれませんね。