米を洗うときにでるお米のとぎ汁、お米のとぎ汁は、美容、掃除、料理などに役立つようです。料理では、大根の下茹でといえば米のとぎ汁と言われるくらい役立つ米のとぎ汁。
お米を研ぐとでてくるお米のとぎ汁、米のとぎ汁について調べてみました。
米のとぎ汁は大根の下茹でに良いと言われるのはなぜ?
米のとぎ汁は大根を下茹でするときに使用すると良いと言われます。
水だけで大根を下茹するのもダメではないのですが、大根の下茹でに米のとぎ汁を使用するほうが大根のアクや臭みが取れて大根の甘みが増すと言われます。
大根には、ジアスターゼと言うでんぷん分解酵素が含まれています。
米のとぎ汁には、糠やでんぷんが含まれています。
お米のとぎ汁に含まれるヌカがだいこん特有の臭みとえぐみを吸収してくれる働きがあり、素材本来の旨味が引き出されてきます。
米のとぎ汁で下茹すると、大根の成分のジアスターゼで分解されたでんぷんが甘み成分に変化して、味にしみこみ甘くなるとされます。
米のとぎ汁が無いとき代用できるものは?
米のとぎ汁が無い時には、お米、片栗粉が米のとぎ汁の代用できます。
また、一掴み米少量使用することで米のとぎ汁の代用になります。
また、片栗粉も米のとぎ汁に代用できます。片栗粉はほんの少し小さじ一杯程度使用します。
片栗粉はでんぷんでできていて、大根のアクを吸収して大根の成分のジアスターゼの働きで甘み効果があります。
米のとぎ汁で大根を茹でる時間は
大根がつかるくらい米のとぎ汁を入れた鍋、大根が軟らかくなるまで茹でます。
大根を茹でる時間は、30分くらいで茹でた大根に串が通るくらい柔らかさまでゆでるのが目安です。
米のとぎ汁は美容に良い成分が含まれている
米のとぎ汁は、肌につければしっとり美肌になるエコな洗顔水で、美容にいい成分が含まれていると言われます。
お米のとぎ汁を使って洗顔すると、米のとぎ汁の中にある小さいお米の粒が表皮の角質や皮脂を洗い流してくれる効果があります。
お米のとぎ汁にはビタミンB1,B2,ビタミンEなどの美容に良い成分が含まれますので、化粧水としても利用できるようです。
お米のとぎ汁には農薬や米についたホコリがついてることが気になりますので、2,3回流した米のとぎ汁を使うとよいでしょう。
お米のとぎ汁で油汚れの食器洗いに
フライパンや鍋、カレーの食器洗いなどの油汚れにも米のとぎ汁は役立ちます。
魚を焼くときに魚焼きグリルを使用しますが、魚を焼いたら魚の油でグリルに入れていたお水は油でギトギトになります。
そこで、グリルに入れるお水をお米のとぎ汁に変えることで、魚を焼いた後のお掃除がぐっと楽になります。
米のとぎ汁のアルカリの働きで、汚れがこびりつきにくくなるからです。
焦げ付いた鍋はお米のとぎ汁につけると焦げがきれいにはがれます。
火をつけたまま目を離し、気が付いたらなんか焦げ臭いと経験がありませんか。たわしでお鍋を必死でこするよりお米のとぎ汁は役立ちます。鍋底が真っ黒にこげてしまったとき、鍋をお米のとぎ汁につけておくと焦げがきれいにはがれます。
お米のとぎ汁は料理にも役立ちます。
お米のとぎ汁は料理にも役立ちます。大根の下茹でやごぼうのあく抜きにも利用できます。
米のとぎ汁を利用することであく抜きなどにも利用できますし、素材のもつ旨味が引き出され、お水でゆでるよりもおいしくなります。
お米のとぎ汁で拭き掃除
お米のとぎ汁を霧吹きにいれて、床に吹きかけてふき取ったり、雑巾にお米のとぎ汁を含ませて拭くだけで床がきれいになります。床だけではなく、お風呂や洗面台など拭き掃除する時にはいろんな場所で利用できます。
お米のとぎ汁で植木に水やり
花や植木の水やりにお米のとぎ汁を使用すると花や植木が元気になります。お米のとぎ汁に含まれるヌカには栄養が豊富です。栄養が豊富ですが与えすぎには注意が必要です。お米のとぎ汁にはでんぷんなどの栄養分も多く含まれており、害虫やカビの発生の原因にもなります。
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以上、お米のとぎ汁について調べてみました。
お米のとぎ汁は美容、お料理の下茹で、食器洗い、植木の水やり、拭き掃除などさまざまに利用できます。