部屋の中で遭遇したくない害虫のゴキブリ、出てくるたびに悩まされます。寝る前に出てくると気になって寝れないこともあります。
嫌ですね。病原体を運ぶ可能性もあるので、発見した場合は素早い対処が必要です。
ゴキブリの生態と特徴
ゴキブリは、地球上で最も古い昆虫の一つと言われます。約2億5千万年前から存在しているそうです。
ゴキブリの生命力は非常に強く、繁殖力も高い生物であり、1匹を見つけると100匹いるという噂すらあります。
ゴキブリは一般的に群れで生活していて、ほとんどが単独で行動することは稀です。
ゴキブリは巣を作るクモやハチのように目立つ巣を作ることはなく、集団で住む場所を探し求めます。
ゴキブリは雑食で、食べ物や腐敗物だけでなく、ホコリや人間の髪の毛、本の表紙なども食べる習性があります。
また、ゴキブリは暖かく湿度の高い場所を好むため、夏になると活発になり、主に夏に産卵を行い、数が急増する可能性があります。夏にゴキブリを発見した場合は、徹底的に駆除する必要があるでしょう。
私自身もゴキブリに悩まされることがありましたので、ゴキブリが入るか確認する方法、ゴキブリを家に侵入させない予防策などを調査してみました。
部屋にゴキブリがいるか確認する方法
家の中でゴキブリを見かけても、見失ってしまった場合やまだいる可能性がある場合の確認方法です。
粘着シートを設置する
ゴキブリの気配を感じたら、彼らが隠れそうな場所に粘着シートを設置しましょう。
ごきぶりホイホイのようなゴキブリ用の粘着シートは、彼らを誘引する強力な誘引剤が含まれていて、この匂いに引かれて現れる可能性が高いです。
侵入してきたゴキブリが捕獲されていることも多々あります。(設置してみて)
ゴキブリの足には油分がついており、粘着シートは油分を吸収しながら、確実に捕えます。粘着シートはそのまま廃棄できるため、ゴキブリに直接触れる必要はありません。(粘着シート中をのぞくと気持ち悪いです。)
トラップを仕掛ける
ゴキブリが部屋の中にいるか確認するためには、トラップを仕掛ける方法も有効です。
ゴキブリは雑食で、特に油分を好む傾向があるため、バターや油をトラップ内に配置してみることがおすすめです。瓶の中に入ったゴキブリは出られず、これによりゴキブリの存在を確認できます。
ライトを照らす
ゴキブリは光に対して反応する傾向があります。ライトを点灯すると動くことがあります。
ゴキブリがいそうな場所にライトを当て、彼らを誘い出すことができます。懐中電灯や携帯のライトを使用して、彼らを見つけたら殺虫剤などで駆除しましょう。
光を消して待つ
明るい場所にはゴキブリが隠れて出てこない可能性があります。光を消して彼らが出てくるのを待ちましょう。しばらく待ってから再び光を点灯し、ゴキブリがいないか確認できます。
家電や家具の裏を調べる
ゴキブリが家具の裏に逃げ込むこと多いです。(よくあります)
ゴキブリは狭くて暗い場所を好みます。タンスや本棚の裏などが隠れる場所です。
ゴキブリは温かい場所を好むため、テレビやパソコンの背面などにも潜んでいる可能性が高いです。
こうした場所を注意深く調べて、ゴキブリを見つけることがあります。暗い場所では、懐中電灯で照らして探すことできます。
家電や家具を移動させる
ゴキブリは振動に反応する傾向があります。家電や家具の裏にいる可能性が高い場合、少しだけ移動させてみると振動を感じたゴキブリが出てくる可能性があります。
移動が難しい場合、叩いたり近くで音楽を再生する方法も有効です。小さな振動でも、ゴキブリを追い出すのに役立ちます。
殺虫剤を可能性のある場所に散布する
ゴキブリが生息している可能性のある場所を特定したら、殺虫剤を散布してみましょう。
殺虫剤の匂いだけでも、隙間から出てくる可能性があります。
家にペットや小さな子供がいる場合は、殺虫剤を使用する際は慎重に行動する必要があります。そのような場合、非殺虫成分を含む冷却式の殺虫剤を使用することを検討する価値があります。
ゴキブリ駆除する対処方法
ホウ酸団子などの毒餌を設置する
ゴキブリを見つけたら、通り道に毒餌を置いてみましょう。
ゴキブリはこの毒餌を巣に持ち帰り、毒を体に持ち帰る結果、死亡します。死んだゴキブリを他のゴキブリが食べることで、連鎖的に駆除できる可能性があります。
毒餌の効果は半年から1年間続くため、効果的な手段と言えるでしょう。
燻煙剤を使用する
燻煙剤は、部屋中に殺虫成分を含んだガスを充満させ、ゴキブリを駆除するためのアイテムです。
燻煙剤は部屋の隅々まで行き渡り、手の届かない場所に潜んでいるゴキブリも駆除できます。
定期的に燻煙剤を使用することで、孵化したゴキブリも駆除でき、非常に効果的な方法と言えます。
ただし、燻煙剤を使用する前に、家電や食器など、ガスがかからないものを保護する必要があります。また、ガス剤を使用中は部屋に滞在できないことに注意が必要です。
ゴキブリ駆除の専門家に依頼する
ゴキブリを自分で駆除できない場合、ゴキブリ駆除の専門家に依頼することも一つの方法です。ゴキブリ駆除業者は害虫駆除の専門家であり、自分では処理しきれないエリアも徹底的に駆除することができますが、毒餌やガス剤を使用するよりも費用がかかることがあります。
一室の広さによりますが、一般的には10,000円以上かかることがあります。しかし、一匹も残さずゴキブリを駆除したい場合には、この方法がおすすめです。
ゴキブリを家に侵入させない予防策
ごきぶりの侵入経路を遮断する
ゴキブリは外部から家に侵入します。
ドアや窓だけでなく、換気扇、エアコンのホース、流しの隙間などからも入ってくる可能性があるため、どこから侵入してくるかわからないことに注意が必要です。
小さな侵入口もゴキブリの侵入を防ぐために設置する工夫が必要です。例えば、エアコンのホースやお風呂の排水溝にフィルターを取り付けると効果的です。ホースと穴の間に隙間がある場合、パテを使って埋めることが重要です。
整理整頓を行う
ゴキブリを発生させないためには、整理整頓も欠かせません。
不潔な状態では、ゴキブリが好む環境が整いやすくなります。
特に、ゴキブリは水のない環境では生存できないため、水まわりの整理整頓が重要です。キッチンやお風呂などを濡れたままにせず、使用後はしっかりと乾かして清潔に保つようにしましょう。
ダンボールを置かない
ゴキブリは暖かく湿度の高い場所を好む傾向があるため、積み重ねられたダンボールの場所は彼らにとって理想的な隠れ場所です。
ダンボールはゴキブリの餌として利用されることもあり、卵を産む場所としても選ばれることがあります。ダンボールに黒いツブツブがある場合、卵がある可能性があるため、注意が必要です。家にダンボールが放置されている場合、できるだけ早く処分するよう心掛けましょう。
室内に植物を置かない
ゴキブリは湿度の高い場所を好むため、室内に植物を置いている場合も注意が必要です。
鉢を持ち上げてみたら、ゴキブリがいたことも考えられます。
ゴキブリを家に侵入させないためには、室内に植物を置かないことが最良の選択と言えます。
植物を置きたい場合、ゴキブリが嫌うミントやレモングラスなどの香りの強い植物を育てると良いでしょう。
アロマティカスは食用、虫よけハーブ(レモンのにおいがする植物)
食べ物を放置しない
ゴキブリを発生させないためには、食べ物を放置しないことが重要です。
床に食べかすが落ちていると、ゴキブリが発生しやすくなります。食べ残しをテーブルに放置することも避けるべきです。特に、チーズ、油、砂糖など香りの強い食品は注意が必要です。
ゴキブリは視力が弱いため、匂いに誘かれて発生することがあるため、食べ物は放置せず、処分したり冷蔵庫にしまったりするようにしましょう。
ゴキブリは見つけただけでも不快感を感じる害虫です。
対処を怠ると、大量発生する可能性があるだけでなく、健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。
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ゴキブリを見かけていなくても、どこかに潜んでいる可能性があります。紹介した方法を活用して、ゴキブリの存在を確認しましょう。見つけた場合は、速やかに対処することをお勧めします。