サラダやスープ、ジュースなどで食べるトマト、トマトは美味しくて健康にも良い野菜ですが、葉っぱや茎や花は食べることができるのでしょうか?
トマトの葉っぱは食べれるのでしょうか?
トマトは美味しくて健康にも良い野菜ですが、とまとの葉っぱは食べれるのでしょうか?
トマトは健康に良いので葉っぱも食べれそうに思いますが、トマトの葉っぱは食べないほうがいいです。
トマトの葉にはトマチンという毒が少量含まれています。葉っぱ以外にも、トマトの茎や花もトマチンが含まれています。
いつも食べるトマトにはトマチンはほとんど含まれていません。
トマトはビタミンCやリコピンなどの栄養素が豊富です。トマトは美味しくて健康にも良い野菜ですが、葉っぱや茎や花は食用に適していません。
とまとの葉っぱは食べない方がいいです。トマトの茎や花も同じくトマチンが含まれていますので食べないようにしましょう。
トマトのヘタにカビが付いたトマトは食べれる?
トマトのヘタはトマトの上部にある緑色の部分で、トマトを摘むときについてる部分です。
トマトにヘタにカビがついていても食べても大丈夫なのでしょうか。
ヘタには水分や栄養素が多く含まれているから、トマトのヘタにはカビが生えやすいという特徴があります。
カビは水分や栄養素が豊富な環境が住みやすいです。
ヘタは空気に触れやすい部分でもあり、カビは酸素があるところで繁殖します。
ヘタはカビにとって住みやすい場所なのです。
ヘタにカビが生えたらどうすればいいのでしょうか?
ヘタには白いカビと黒いカビが生えます。白いカビが生えても食べられますが、黒いカビは食べない方がよいです。
カビが生えたヘタを切り取って、トマトの表面を水で洗います。
トマトを半分に切って中身を確認してみて、中身にカビが入り込んでいなければそのまま食べても大丈夫です。
中身にまでカビが入り込んでいたら、そのトマトは捨てるようにしましょう。
カビは有毒な物質を生成することがありますので、食べると食中毒やアレルギーなどの症状を引き起こす可能性があります。
トマトを買ったらなるべく早く食べるようにしましょう。カビが生えたら注意して処理するようにしましょう
ぶよぶよしたトマトは食べれる?
トマトは美味しいし、栄養もたっぷりです。
トマトの中にはぶよぶよしたものもありますよね。
あなたはぶよぶよしたトマト、食べれますか?
ぶよぶよしたトマトは見た目も悪いし、触った感じも気持ち悪いです。
ぶよぶよのトマトを食べてみると、水っぽくて味もないし、食感も悪いです。こんなトマトを食べたくありませんね。
ぶよぶよしたトマトは食べることができます。ぶよぶよしたトマトを捨てるのはもったいないですよ。実は、ぶよぶよしたトマトにも良いところがあるんです。
ぶよぶよしたトマトは熟しているので、リコピンやビタミンCなどの抗酸化物質が多く含まれています。これらの物質は老化や病気の予防に効果があります。
ぶよぶよしたトマトは水分が多いので、煮込んだりジュースにしたりすると美味しくなります。水分が多いということは、カロリーが低いということでもあります。ダイエットにも良いですね。
ぶよぶよしたトマトは食べれるし、むしろ食べた方が良いということです。
トマトの皮は栄養があるの?
トマトの皮にはリコピンという赤色の色素が含まれており、抗酸化作用や免疫力の向上に効果があると言われています。
トマトの皮には食物繊維も豊富に含まれており、便秘の予防や腸内環境の改善にも役立ちます。しかし、トマトの皮は硬くて食べにくいと感じる人も多いでしょう。そこで、トマトの皮を美味しく食べる方法をいくつか紹介します。
硬いトマトの皮は
・トマトを丸ごと茹でる。水から入れて沸騰したら火を止めて10分ほど放置します。すると、皮が自然に剥けて柔らかくなります。
・トマトを切ってフライパンで炒める。オリーブオイルやニンニク、塩コショウなどで味付けして炒めます。皮がしんなりして食感も良くなります。
・トマトをミキサーにかけてジュースにする。水や砂糖、レモン汁などを加えて好みの濃さに調整します。皮も一緒になって栄養があるジュースになります。
トマトの皮にも栄養があるので無駄なく食べると良いでしょう。
とまとが腐るとどうなる?原因、対策は?
トマトは、美味しくて栄養価の高い野菜ですが、保存方法によってはすぐに腐ってしまうことがあります。
トマトが腐ると、ぶよぶよしたトマトの表面が破れてきて汁が出てくる、ニオイがする、カビがはえてくる、色が変わるなどがあります。
トマトが腐る原因は、細菌やカビの感染、温度が低い低温障害、他の野菜から出るエチレンガスの影響があります。
細菌やカビの感染は、トマトの表面に傷やひびがあると起こりやすくなります。傷やひびから細菌やカビが侵入して、トマトの内部を腐らせます。
細菌やカビに感染したトマトは、色が変わったり、柔らかくなったり、臭いが出たりします。感染したトマトは食べると食中毒の原因になる可能性があるので、捨てるようにしましょう。
低温障害は、冷蔵庫などで低温に保管されたトマトに起こります。トマトは10℃以下の温度に弱く、低温にさらされると細胞が壊れて水分が抜けます。
低温障害を受けたトマトは、皮がしわしわになったり、味が落ちたりします。低温障害を受けたトマトは食べても問題ありませんが、美味しくないでしょう。
エチレンガスの影響は、他の野菜や果物と一緒に保存されたトマトに起こります。
エチレンガスは、熟成を促進する物質で、バナナやリンゴなどが発生させます。エチレンガスにさらされると、トマトも早く熟成してしまいます。エチレンガスにさらされたトマトは、色が濃くなったり、皮が破れたりします。
エチレンガスにさらされたトマトは食べても問題ありませんが、早めに消費するようにしましょう。
トマトが腐るとどうなる?原因は?について紹介しました。
トマトを長持ちさせるには
・傷やひびのない新鮮なものを選ぶ
・冷蔵庫ではなく常温で保存する
・他の野菜や果物と離して保存する
これらの方法を実践すれば、美味しいトマトを長く楽しめます。